本日次男が我が家から巣立っていきました。
大事な日なのに親子そろって寝坊して、慌ただしく「行ってきます!」と。
本来ならこれで次男とは会えなくなる大事な「行ってらっしゃい!」なのに本当に親子そろっていつも通り。
早速次男の赴任先へ
長男の仕事が終わるのを待ち、長男の車に次男の残った荷物を積み込んでいざ出発です。
今夜次男の新居に行けるのをわかっていたから出発の時はいつも通りのお見送りでした。
考えられないほど立派な社宅
社宅と言っても分譲貸しの立派なマンション。
オートロックに広い部屋。
キッチンもかなり広く、初めての一人暮らしがこんな家じゃとてもじゃないけど出ていけないなと言うのが第一の感想でした。
だたっ広い部屋の中には先に送っておいた荷物と今夜持って行った荷物で散乱状態でしたが、なんだか次男らしいなと思いながら部屋の隅々までみさせてもらった。
本当に立派すぎる静かな部屋だった。
長男も明日は仕事なので早々と撤収する
なんだか不思議な感覚になった。
今まで、今朝まで一緒の家にいた次男に「じゃあね」と言って別れる事に。
長男が家を出たときは「やっと出て行ったかー」とほっとしていたのに対し、次男がもう帰ってこないのかと思うとなんだか涙腺が・・・
別に長男が嫌いなわけではないのだけれど、長男が出て行った時はまだ次男がいるからと言う気持ちだった。
とうとうおひとりさまになりました
次男がいなくなるといよいよ私はひとりぼっちだなぁと。
そんな寂しさと、こんな家に住めるような会社に入れたんだなぁと言う実感。
そして何よりもとても手のかかる子だっただけに本当に立派に育ってくれたなぁと言う感情が色々混ざってしまった。
旅立ちの、記念すべき社会人への扉を開けた次男にたいして、直接おめでとうは言えなかった。
帰りの車の中で「しっかりと一人暮らしを頑張ってな!社会人おめでとう!!」とラインを送っておいた。
長男にばれないように、涙腺崩壊しそうな状態をグッとこらえて。
親としての感情
いつまでも甘やかす訳にはいかないし、もっともっと成長してもらいたいと思う。
社会に出て、社会にもまれ、大人の階段を少しずつ進んで行ってほしい。
これは・・・建前の感情かもしれないが本心でもあるのだ。
いつまでも実家にとどめておいてはろくな子にならない
親がなんでもしてくれて、家に帰ったらご飯があって、お金の管理も親がして、公的な手続きも親任せ。
そんな子を、そんな同級生を私は結構見てきた。
高い確率でろくな子じゃない。
ろくな子じゃないと言う言い方は悪いかもしれないけれど、一人で生きていけるだけの能力や適応力のない、年齢だけ大人な人を見てきたからこそ、私は我が子をそんな子達と一緒にはしたくない。
1人で生きていくのは大変だけど
少しは野放しにしないと息子たちのためにもならない。
否が応でも年齢は大人になっていくし、長男はすでに親にもなっている。
いつまでも甘やかしていてはいけないと思う。
社会の事を教えるよりも、自身の身をもって覚えて行ってもらわないといけないと思う。
もちろん本当に困った時は手を差し伸べると思うけれど、長男にも次男にも男社会でもまれて強く立派な男性になってもらいたいです。
甘やかしている事に気づいていない親にもなりたくないですし。
おひとりさまの開始です
私はいったいどんな生活を送るのだろうか?
ちゃんと生きていけるだろうか?
息子たちに負けないように、毎日を必死でやっていけるんだろうか?
胸張って、あなた達の親は1人でもこんなに頑張ってるよ!って言えるようになりたい。
次男と私は同じ日から1人のスタートです。
次男に笑われないように、しっかりと生きていかなければなりませんね。
ちゃんと見習ってもらえるようなそんな大人に。
いつまでも頼ってもらえるようなそんな親に。