10月の終わり、靴下を編むということ

編み物

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10月の後半、急に寒くなってきました。
あたたかい飲み物が恋しくなって、毛糸を触る手も自然と動き出す季節。
気づけば、毎日のように靴下を編んでいました。

靴下を編んだ10月

10月の中旬から月末にかけて、少しずつ靴下を編みました。
気づけば、手元にはいろんな色と表情の靴下が並んでいて、
それぞれに思い出が詰まっています。

くすんだグレー、秋の実のようなオレンジ、
やさしいブルーに、少し渋めのグリーン。
そして、見ているだけで元気になれる縞模様。
どれも合太毛糸で編んだ、厚めでしっかりとした靴下です。

縞模様は先日ブログに記事にしましたが、あのあとスイッチが入ってしまい編み続けていました

毛糸と過ごす時間

肌寒くなってくると、毛糸を触る時間が自然と増えていきます。
お気に入りの針を手に、
音楽をかけたり、お茶を飲みながら少しずつ編み進める。

ひと目、ひと目、積み重ねていくその時間が、
日々の中のささやかなご褒美のように感じます。
仕上がった靴下を手に取ると、
まだ糸のあたたかさが残っていて、
「この靴下を履いたら、きっと心まで温まりそう」と思わず笑顔になります。

並べてみると

完成した靴下たちを並べてみたら、
まるで秋の花束のようでした。
オレンジやブラウンの濃淡が混じり合って、
木の葉が舞う季節の空気とぴったり。

毎年この時期になると、
「今年も編む季節がきたなぁ」と心が弾みます。
編み針を動かすたびに、季節のリズムを感じて、
時間の流れがゆるやかになるような気がします。

誰かのために編むということ

最近は、「自分のために編む」だけでなく、
「誰かのために編む」ことにも、少しずつ心が向いています。

まだはっきり形にはなっていないけれど、
いつかこの靴下たちが、どこかで誰かの足元をあたためてくれたら嬉しいなと。
そんな気持ちが、自然と針を動かす原動力になっています。

次に編みたいもの

11月に入って、また新しい毛糸を選ぶ時間が始まりました。
次はどんな色にしよう。
今度はもう少し丈を長くしてみようかな。
既に1足は編み終えているんですけどね(笑)

編み物は、考えている時間も含めて楽しい。
糸を選び、編み進め、形になっていく過程すべてが静かでやさしい幸せです。

おわりに

10月の靴下たちは、季節の変わり目を記録してくれるような存在でした。
編み上がった靴下を見ていると、そのときの気分や空気まで思い出します。

今日もまた、糸と針を手に取りながら思います。このあたたかさを、いつか誰かと分かち合えたらいいな、と。

今回使った道具たち

ころ
ころ

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