生活保護を受給中に始めた在宅ワーク。
私の場合はクラウドソーシングのお仕事を始めました。
ネットでのやり取りだけで完結してしまうので、収入申請はどうすれば良いのか?
言わなきゃばれないの?
などなど疑問もあるでしょう。
とりあえず言わなきゃばれないとか考えてる人はお願いですから帰ってください。
今回、私もよくわからなかったので自分のケースワーカーさんに相談にいってきました。
その内容をお話します。
生活保護受給者のクラウドソーシング
今回私がケースワーカーに相談してきたのは次の通りです。
- 初めて報酬がもらえそうなので、いつ締めのいつ払いでもらうと便利か
- ネットで完結してしまうので収入額の申請のやりかた
- 振込口座もネット銀行なので通帳記入ができない
以上のようなことをメインに色々と話を聞いてきました。
生活保護受給者は収入が少なくても報告をする
中にはいくらかまとまったお金を得てから相談に行く人もいるそうですが、どうせ相談にいくなら早い段階で行ってしまいましょう。
クラウドソーシングの支払い最低額に達したので相談にいきました
現時点で私は月末締めの15日払いが希望だったんですが、末締めにするとだいたい報酬額は1万円いくかいかないかぐらいになります。
金額がどうこうではないのですが、ケースワーカーが言うには

15日に収入が入ったとなると、さかのぼって返金手続きをしなくてはいけません。例えば4月15日に収入があった場合、4月に渡した保護費から返還と言う手続きになるので、気分的に嫌な気分になりませんか?
なるほど・・・
一応基礎控除と言うものがあるので、〇万円(自治体によって違う)以上収入があったら返還してくださいと言う事でした。
これが本当かどうかは私にはわかりかねる部分ですが、自治体によって違うと言う事は、結局自分達でケースワーカーに聞いた方が早いと言う事です。
まとめて報酬を受け取るのはどうなのか?

もし何ヶ月か分のお金をまとめて受け取った場合って不正受給になったりしますか?振込手数料もあるのでまとめてもらう方がいいかなーと思ったんですが。

そうですね。不正受給になってしまいますし、収入として得た分は手数料に関係なく申告してもらうのがころみさんの義務ですね。
もらう前に聞いておいてよかったとほっと一安心でした。
まとめてもらうと言う事は、返還金もまとめて払う事になります。
基礎控除分は返還しなくていい部分なので、たとえ少なくても毎回報告に行くのがいいです。

15日締めの末払いだと、だいたいどれぐらい収入があるのか分かった段階で「いくらぐらい末日に入ります」と報告に来てもらえたら、来月の保護費を調整できるのでこちらも、ころみさんも楽だと思いませんか?
もちろん実際の収入が報告した金額よりも少なかった場合は不足金の支払いはできるので、その時も申告してくださればいいですよ。
言い方は悪いですが、生活保護受給者が自分で収入を得た場合、得をすることがあっても損する事はひとつもありません。
今まで受け取っていた保護費が15万円だとします。
基礎控除が5,000円だったとして、収入が1万円あった場合は、5,000円が返還金になります。
すなわち今まで15万円の生活をしていたのが、15万5,000円の生活ができる事になります。
不正受給者の言い分は、5,000円返さなくてはいけないから損してる!と言う事です。
働かなければ貰えてたのに、働くことによって返さなければならないとかおかしいとか言います。
そもそも返すという考え方が間違っているのであって、私たち生活保護受給者は国に、と言うよりも税金を払ってくださっている国民に生かされているんだと言う事実を忘れてはいけないんです。
その税金を少しでも自分の力で返還できるのであれば返還するのが義務です。
ただ、保護を受けざるを得ない状況になっているのであれば、まずはその状況を改善させるのが先決なので、無理してまで働かなくていいとは思います。
不正受給が可能な人と言うのは働ける力のある人たちです。
しっかりと収入申告をしてさっさと生活保護から抜け出すことが世のため人のためだと気づいてほしいものです。
と、話がそれてしまいましたが・・・
次は収入申告の方法をお伝えします。
生活保護受給者の収入申告の方法
私はクラウドワークスとランサーズを利用して収入を得ることになりました。
金額はまだまだ微々たるものですが。
ケースワーカーさんには

仕事をしたい人と仕事をしてもらいたい人をマッチングしてくれる会社があって、マッチング会社からまとめて報酬をいただけるシステムです。
と、お話したところ、マッチング会社で報酬がわかる画面が印刷できるのであれば、そのページを印刷してくるように言われました。
また源泉徴収されているのであれば、源泉徴収額がわかる場所も印刷してくるようにと。
クラウドワークスの場合

赤丸をクリックして表示される「出金済み報酬」もしくは「未出金報酬」のページをコピーしてケースワーカーに渡します。
毎月報告するようになると表示切替をして2019年2月分や2019年3月分のように分けて印刷するといいでしょう。
ランサーズの場合

ピンクのラインを引いた部分「支払い管理」のページをクリックしてからそのページを印刷しましょう。
ランサーズも「年で絞り込む」「月で絞り込む」の選択が右上のほうにあるのでそちらで必要な月を開き印刷して持っていきましょう。
家にプリンターがない場合はネットプリントを使うといいですよ。
ネット銀行で通帳記入ができない
ネット銀行だと通帳そのものがありませんからね。
ただ、ネット銀行だと明細がPCやアプリなどで見れると思うので印刷できそうならすると良いと思います。
私のケースワーカーさんは、とりあえずクラウドワークスとランサーズの収入画面を印刷してくれればいいとのことだったので、これまた各自治体、各ケースワーカーによって変わるかもしれないので確認を取った方がいいですね。
生活保護の受給者が在宅ワークした場合の収入申告まとめ
- 少額でもすぐにケースワーカーに相談をする
- 収入額がわかるページを印刷する
- ネットバンクでも収入がわかるなら印刷をしておく
今回私がケースワーカーから聞いてきた事は以上のようなことです。
収入がすくなかろうがなんだろうが収入は収入です。
少しでも国民の皆様からの血税を自分で使わなくて済むならば、しっかりと毎月報告をするのが生活保護受給者の義務です。
病気で仕事をとめられているのであれば、まずは体調管理をして少しでも働ける体調に近づけるのが先決ですが、仕事復帰のリハビリが可能な状態なのであればクラウドソーシングのお仕事をやってみるのも良いと思いますよ。
私も自分の体調と相談しながらのお仕事受注なので、まだまだ生活保護脱出には至りませんが、できる事からコツコツと続けていきたいと思います。
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