「今年こそ家計簿を続けよう」と思って始めたのに、気づけば三日坊主…。そんな経験はありませんか?
実は、家計簿が続かないのはあなただけではなく、ほとんどの人が同じ悩みを抱えています。
でも安心してください。続かないのにはちゃんと理由があり、それを取り除けば習慣化できます。
今回は 「家計簿が続かない原因」と「習慣化するための3つのコツ」 を紹介します。
家計簿が続かない主な原因
ここでは私自身が挫折してしまった主な原因をあげています。他にもきっと原因はあるかもしれませんが、原因がわかれば対処の方法もあると思いますので参考までに。
完璧にやろうとしすぎて疲れてしまう
「1円単位まできっちり記録しよう!」と意気込むほど、だんだん苦しくなってしまいます。
レシートが溜まって、まとめて書こうと思ったら…もう面倒くさくてやめちゃう。これは“家計簿あるある”ですよね。
記録する項目が多すぎて面倒になる
「食費・外食・日用品・雑貨・趣味・医療費…」と細かく分けると、入力するたびに迷います。
特に忙しい主婦や働く人にとっては、この「面倒くささ」が最大の挫折ポイントです。
効果(成果)が見えないまま挫折する
「頑張って記録しているのに、節約につながっていない気がする…」
成果が実感できないとモチベーションは下がりやすく、結局やめてしまうのです。
家計簿を習慣化する3つのコツ
上記の主な原因にさえ気が付く事ができれば改善策はおのずと見えてきますよね。では1つづつ見ていきましょう。
1円単位は気にしない!「ざっくり管理」に切り替える
大切なのは「お金の流れを把握すること」であり、1円単位の精度ではありません。
- 食費:5万円くらい
- 日用品:1万円くらい
このくらいのざっくりで十分。「だいたい」でOKにすると続けやすくなります。細かい単位は家計簿を続ける事が習慣化されてからでも遅くはありません!
毎日ではなく「まとめて記録」でOKにする
「毎日つけなきゃ」と思うと、忘れたときに挫折します。おすすめは週に1回、まとめてレシートを見ながら記録する方法。
家計簿アプリは自動で計算してくれて便利ですが、アナログ派の人には逆にストレスになることも。私は無印手帳にさらっと書く「ゆる家計簿」が続いていますが、2025年9月から夫が仕事が変わり給料日の事もあるので手帳は変えるかもしれません。
逆に「手書きは苦手…」という人はアプリ一択!とにかく自分がラクな方法を選ぶのがコツです。
目的を“節約”ではなく“見える化”にする
「家計簿=節約のため」と思うとプレッシャーになります。
でも本当の目的はどこにお金を使っているのかを知ること
見える化さえできれば、自然と「ここは削ろうかな」と気づけるようになります。
習慣化できると見える変化
習慣化できたことによって以下の事に気が付ける日がやってきます。
- 毎月のお金の流れがスッキリわかる
- 無駄な出費に気づける
- 「黒字になった!」という小さな達成感でやる気が出る
習慣化できると、家計簿は「面倒な作業」ではなく「暮らしの安心材料」に変わります。家計簿は“暮らしのメモ”くらいの気持ちでOK。
「完璧じゃなくてもいい」「ざっくりで十分」と思えると、だんだん習慣になっていきます。
気がついたら「毎月振り返るのが楽しみ」になっているかもしれませんよ。
まとめ
家計簿が続かないのはやる気がないからではなく、やり方が合っていないから。
- 完璧を目指さない
- 毎日つけなくていい
- 目的は“見える化”
この3つを意識するだけで、家計簿はぐっと続けやすくなります。「また挫折するかも…」と思っている方も、今日からゆるっと始めてみませんか?
私が家計簿のために使っている手帳は無印手帳です。
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