免疫力を高めるビタミン類やカロテンが豊富なかぼちゃ。「冬至に食べると病気にならない」と古くから言われていたと言う食べ物なんですよ。多くの野菜が新鮮な方が栄養価が高いと言われていますが、かぼちゃは熟してからの方が栄養価が高くなる緑黄色野菜なんです。
かぼちゃの栄養
かぼちゃの黄色い果肉はβ-カロテン。体内でビタミンAとなって肌や粘膜を丈夫にし体を錆から守る抗酸化作用があります。
β-カロテンの作用を強めるビタミンEやビタミンCも豊富な野菜です。
かぼちゃの種にも注目
かぼちゃの種にはリノール酸や亜鉛などが豊富。かぼちゃを丸ごと購入した時などはかぼちゃの種をフライパンなどで炒ってから中身を食べると良いですよ。
お菓子の飾りつけとしても使えるので、今まで捨てていたとしたらもったいないと思いませんか?
体内での働き
血行促進が期待されているので冷え性の解消にも良いとされています。
肌荒れ防止や風邪予防、目の粘膜強化にも期待がもてるんだとか。
カロテンの宝庫であるかぼちゃは脂溶性なので脂質と一緒にとると吸収率があがります。
油で炒めたり、サラダのドレッシングやマヨネーズとも相性が良いので色んな調理に向いていると言えますね。
おすすめレシピ
簡単なおすすめレシピを1つ紹介したいと思います。
材料はレンコンとかぼちゃ
分量はこのためにわざわざ用意した事がないのでどれぐらいと言えないのですが・・・
だいたいかぼちゃが1/4程度
れんこんが200gぐらいあればできますが、それより少なくても多くてもなんら問題はないです。
作り方
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- レンコンはいちょう切りに。かぼちゃは1㎝ぐらいの厚みでスライスに。
- フライパンにお好みの油を少量いれ、れんこんとかぼちゃを炒めます
- 火が強すぎると焦げるので強めの弱火ぐらいで焼き色を付ける程度にレンコンとかぼちゃをやいていきます。
- しょうゆ:マヨネーズを1:1の割合で味付けをし、まんべんなくまざったら胡麻を振りかけて完成です
最後にふりかける胡麻は炒りごまでもすりごまでも黒ゴマでもお好みで大丈夫です
かぼちゃの甘味とれんこんの歯ごたえがあり口の中がちょっと楽しいサラダになりますよ!
かぼちゃ大好きな息子も大喜びの1品です。
かぼちゃの選び方
全部のかぼちゃがそうなのかはわかりませんが、スーパーなどで良く売られている、通称えびすかぼちゃ。果肉はホクホクとしていて甘味のあるかぼちゃですね。
丸ごと購入する時はヘタが渇いてずっしりと重たい物を選ぶようにしましょう。
カットされたかぼちゃの場合は果肉の色が濃い物の方が良いでしょう。
かぼちゃのヘタはコルクのように枯れているものが完熟のサインです。そうじゃない場合は購入後しばらく置いておくと良いかもしれません。
カットされたかぼちゃは傷みやすいので種とワタをくりぬいてからラップをし野菜室で保存するようにしましょう。軽めに茹でてから冷凍しておいても良いかもしれませんね。
風邪予防に一緒にとりたい食材
風邪予防ももそうですが、免疫力増強にも効果が期待できるので、豚肉や鶏肉を一緒に食べると期待度もアップです。
まとめ
今回は風邪の予防や肌荒れ防止に良いとされるかぼちゃの紹介でした。
他にもかぼちゃに含まれるビタミンEがホルモン調整機能があり肩こりや更年期障害の症状を改善するなどとも言われています。
色々な調理法で食べられるのでサラダや天ぷら、煮物などに積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?
参考図書 あたらしい栄養事典